8×21など双眼鏡の数値の見方や倍率について

8×21など双眼鏡の数値の見方や倍率について

双眼鏡を選ぶとき、価格だけで選ぶ人も多いけれども倍率にも着目しておくとより遠いものを見るときに鮮明にしかも拡大した像を見ることができるようになります。
双眼鏡にはそれぞれ8×21などのような数値が記載してあるのですが、これは何を意味するものなのかご存知でしょうか。
仮に、製品に8×21の表記がある場合は8倍の倍率で対物レンズが21のサイズのものを意味するものなので、拡大率で選ぶときには数字が大きなものを探せば良いことが分かります。
数字が大きくなるほど対象物を大きく見ることができるようになりますし、倍率は高くなると視界が狭くなるので手の振動などにより像が揺れてしまうこともあります。
これはカメラなどで起きる手ブレと同じ現象で、長い時間双眼鏡を見ているときなど目の疲労に繋がることもあるので注意が必要です。
ネットなどで双眼鏡を購入すると便利ではあるけれども、覗いたときにどのように見えるのか分かりませんので、実店舗などでそれぞれ数値ごとの違いや見え方などを確認しておくと通販で買うときに役立ちます。

双眼鏡を選ぶときに覚えておきたいひとみ径とは?

双眼鏡の良し悪しを決めるポイントの一つでもある倍率は、5倍や8倍など数字が増えることで対象物を拡大して見ることができるのですが、倍率が大きくなると手の振動などが原因で像が揺れて見えやすくなります。
このような現象は、目の疲れなどに影響を与えるものなので注意が必要です。
対物レンズの大きさはひとみ径に関係するといわれているのですが、これは接眼レンズを少し離れた場所から明るい場所に向かって覗いたときに、中心部に明るい円が見えるようになる、この円を意味するものです。
円が大きくなるほど対象物が明るく見える仕組みがあり、双眼鏡の仕様が8×21(8は倍率で21は対物レンズのサイズ)のときには、21÷8=2.62で、この計算結果の2.62がひとみ径です。
なお、この数字は見る場所によりお勧めになる大きさが変わるのですが、例えば日中風景を見るときには2~3ミリ、夕暮れのときなら4~5ミリ、夜空を観察したいときには6~7ミリで野球などのナイターの試合や舞台などでは3~4ミリです。

双眼鏡に関する情報サイト
生活を彩る双眼鏡

このサイトは、双眼鏡について知っておくと必ず役立てることができる豆知識を分かりやすく解説しており、舞台の演劇やスポーツ観戦などで人気のオペラグラスなどにも触れています。また、これから購入を検討している人にも役立つ、数値の見方や倍率などにも触れているので参考にされると良いのではないでしょうか。比較的安価なものから高価なものなどバリエーションが豊富ではあるけれども、知識を得ておくことで自分に最適なものを見つけるコツにもなります。

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